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(株)ユニマット リタイアメント・コミュニティ【9707】の掲示板 2015/10/10〜2015/10/13


2017年に60ヵ国4,000名が集結。13年ぶりに認知症の国際会議が日本開催決定!
2015/09/09 14:00 みんなの介護ニュース

日本国内における認知症に関する研究が進んでいますが、2017年の4月には京都府でADI国際会議の開催が決定。世界中から認知症の方や家族、研究者や医師などの関係者が集い、アルツハイマー病をはじめとするさまざまな認知症の問題点について議論されるということです。

これは公益社団法人認知症の人と家族の会が9月1日に発表したもの。国際アルツハイマー病協会(ADI)との共催となるもので、日本での開催は2004年以来の2回目となります。当時はまだ日本でも認知症の知名度が低く「痴呆」と呼ばれていた頃。同会議の席上で九州在住の当時57歳の認知症男性が自身の思いを語ったことで、その後のケアの在り方に大きな影響を与えたと認知症の人と家族の会では考えています。実際、3ヵ月には「痴呆」から「認知症」へと呼び方が変わるなど、目に見える変化が国際会議の開催後に出ている点も見逃せません。

2017年のADI国際会議は4月27日から4月29日までの3日間にわたって国立京都国際会館で開催される予定で、約60ヵ国、4,000名規模の参加者を目指すとのこと。いわゆる新オレンジプランが展開され、2025年の団塊の世代が後期高齢者になる時期を間近に控えた時期でもあることから、ADI国際会議が果たす役割には大きな注目が集まりそうです。

具体的な内容に関しては、来年2016年に入ってからの決定になりそうですが、国内外の認知症に関する最新の研究結果や介護の事例が幅広く議論されるのは間違いないでしょう。期待したいところです。