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東京電力ホールディングス(株)【9501】の掲示板 2016/11/20〜2016/11/21

原子力専門家のガンダーセン氏、福島第一原発の廃炉には100年の期間と5000億ドルの費用がかかる。

Posted 1 years 4 months ago, by Jack Pearson
Fairewinds Energy Educationは16日、原発撤廃論者として有名なアーニー・ガンダーセン(Arnold Gundersen)氏に対するインタビュー記事を掲載し、福島第一原子力発電所には100年、総費用にして5000億ドル(約60兆円)の費用がかかるとする見通しを公表した。

日本政府と東京電力が公表した福島第一原発の廃炉に関わる工程表では、廃炉に関わる総期間は30~40年、総費用は2兆円(廃炉費用のみで除染費用、被害者損害賠償費用は含まれない、全部を合せると11兆円超)という概算が示されていた。

ガンダーセン氏は、現在、既に安定化が図られているチェルノブイリ原発の廃炉までの期間は100年かかると見積もられているのに対して、現在もなお、冷却水の供給が必要で、絶えず大量の汚染水が生じている福島第一原発の廃炉が30年で済む道理はないとしている。

  • >>330

    まとめると、日本人はまず、福島第一原発の廃炉を30年で終えることは不可能であり、100年超はかかるということを自覚するべきである。

    福島第一原発から流出する汚染水は今後数十年間に渡って継続する。

    福島第一原発で生じるダンプで数百万台分に相当する核廃棄物は最終的には日本のどこかに最終処分場を構築して保管する必要がある。

    福島第一原発で働く数千名の若い作業員は、高い放射線被爆を受けることになるだろう。

    福島第一原発の廃炉費用は最終的には5000億ドル程度になるだろう。

    福島第一原発から取り除かれた核燃料コアなどの高濃度放射線廃棄物の最終処分場を日本国内で見つけることは不可能だ。核燃料コアなどの高濃度放射線廃棄物の最終処分場問題は世界中の原発技術者がその解決策を模索しているが未だに解決方法は見つかっていない。

  • >>330

    根拠はこうなる。

    ガンダーセン氏によると、福島第一原発の場合、チェルノブイリ原発とは異なり、原発は絶えず、地下水系を直接的に接触を起こしており、また、メルトダウンを起こした核燃料はまだ尚、発熱し、原子炉本体は完全な停止状態には至っていない。

    また、福島第一原発からは、毎日300トンの汚染水が排出されており、排出される汚染水には終わりはないとも述べる。

    東京電力が行っていることは、水が注ぎっぱなしになっているバスタブから溢れてくる水を別のバスタブを用意して溜めこんでいるのと同じであり、問題の元凶となる地下水系の問題の解決のメドは立っていない。

    東京電力は地下水系の問題を解決するために地下に凍結遮断壁の構築も進めているが、凍結遮断壁は恐らく失敗に終わるだろう。

    地下水系の専門家は、東京電力と日本政府に対して地下水系問題は、既存の確立された技術で解決することを助言してきたが、日本政府と東京電力は、こうした専門家の意見には耳を貸さず、最終的には凍結遮断壁の構築を選択した。

    凍結遮断壁では最終的には、地下水系の問題を解決することはできない。