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(株)テレビ朝日ホールディングス【9409】の掲示板 2020/11/21〜2021/01/28

>>415

駅前でPCR検査1980円、格安サービスを記者が体験

新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査で、民間の事業者が提供するサービスが増えている。価格の安さやアクセスの良い立地などの手軽さが売り物で、最近は年末年始の帰省客らでにぎわっているようだ。実際の使い勝手はどうなのか、記者(24歳・男性)が体験してみた。

東京・新宿の歌舞伎町、繁華街の一角に「新型コロナPCR検査センター」がある。工務店が本業の木下グループが手掛ける検査拠点だ。12月4日に東京・新橋に1号店、21日に歌舞伎町に2号店ができた。開店とともに、事前予約済みの利用者が列をつくった。ビジネスパーソンのほか場所柄飲食店関係者の利用も多そうだ。受け付け人数は1日あたり新橋が780人、歌舞伎町が1300人で、年内は31日まで営業するが、既に予約でいっぱいだという。

店内はブースで仕切られている。検査キットを受け取り、自分で唾液を採取する。壁に貼られたレモンの写真を見ながら容器に唾液をためるやり方がユニークだ。採取から会計まで5分もかからず、あっという間に終わった。検査代は税込み3190円で、検査結果は翌日までにメールで通知される。

こうした民間PCR検査は、発熱などの自覚症状がない人を対象にしたものだ。感染が疑われる人に国が費用を出す検査とは異なり、「自費検査」と呼ばれる。秋ごろまでは2万~4万円程度が主流だったが、12月に入って安価なサービスが相次ぎ登場した。目を引くのは理化学研究所発のスタートアップ、ダナフォーム(横浜市)による1980円という格安検査だ。

同社の検査センター「スマートアンプステーション」は東京・日本橋の雑居ビルで12月10日にオープンした。特徴的なのは20センチメートルほどの綿棒の先端を30秒間口にくわえて唾液をしみこませる採取方法だ。容器に唾液を吐き出す主流の手法に比べてかなり手軽だ。