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日本郵船(株)【9101】の掲示板 2021/04/13〜2021/04/18

日本海事新聞からの引用・要点のみ添削
日本郵船はESG(環境・社会・企業統治)に基づく成長戦略「NYKグループ ESGストーリー」で「日本の洋上風力発電の発展に貢献する」ことを掲げている。中村利執行役員に洋上風力事業の展望を聞いた。
――日本郵船は洋上風力分野でどのような特長を発揮できるのか。
 「われわれの最大の強みは技術力だ。洋上風力や次世代燃料というグリーンビジネスは、技術なしには語れない。当社グループ社員のうち海技者は35%を占め、日本人海技者600人、運航船隊における外国人船員数1万9000人を擁する。この海技力の層の厚さがわれわれの武器であり、洋上風力のドライバーになる」
 「さらに洋上風力のバリューチェーン全体にわたり一気通貫でサービスを提案できることも特色だ。当社の海技力と欧州有力企業とのパートナーシップを武器に、FS(事業化調査)から資機材の輸送・物流、風車の洋上据え付け、O&M(運用・保守点検)に至るまでをカバーする」
――古野電気、日本海洋科学と共同で洋上風力の海域管理事業を計画している。
 「洋上風力はいわば海の広大な発電所であり、その海域では漁船やプレジャーボート、一般船が航行している。事故防止や資材の供給状況など、海域を利用する関係者の理解や協力を得ながら、海域全体を管理する必要がある。3社で日本独自の海域管理システムを開発し、当社の海技者をマリンコーディネーターとして派遣する。発電事業者のサブシステムの一つとして提供したい」
古野電気は、関西空港埋め立て時に海域管理を行った会社です。