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富士急行(株)【9010】の掲示板 2022/05/23〜2023/01/21

鉄道各社、期初予想よりもコロナの回復遅れ&連休の台風影響が響いており、通期の下方修正もちらほら出していたため心配していましたが、とりあえず回復色の方が強く良い内容でホッとしてます。

以下、決算の印象

売上は他の鉄道会社同様に、2Qの会社予想からすると少し進捗が遅れてるようですが、セグメントごとに見ると1Qで利益とトントンだった運輸とレジャーの営業益の2Q単体の伸びに着目しています。

1Q
運輸   売上2,986百万円 営業益-91百万円
レジャー 売上4,627百万円 営業益-14百万円

2Q
運輸   売上3,496百万円 営業益268百万円
レジャー 売上6,340百万円 営業益1,365百万円

営業利益の出方を見ると、1Qで損益分岐点ギリギリだった売上が共に回復し、
利益を出せる水準まで売上が戻ってきたと思われます。
コロナ中にコスト改革を行っていたのでその恩恵も大きいと考えます。

2Qが本領発揮でないとして、私的最低水準予想としては、
1Q単体+2Q単体×3で
売上478億、営業益58億
会社予想は売上416億、営業益35億ですので売上+14%、営業益+60%の上方修正を期待。
夏に感染拡大による旅行控え、全国旅行割、インバウンドの貢献がなく今回の2Qの業績が出せているのであれば、上記の予想も強気過ぎることはなく、少なくとも通期予想は優に超えてくるのではないでしょうか。

また、コロナ以前の過去最高売上だった2019年3月期で
売上544億、営業益61億でしたので、営業益では早くも今期や来期にはコロナ以前を超えてくる可能性もあり、コロナ以前の成長軌道に戻るのは早いと思われます。

アフターコロナ、全国旅行割、インバウンド回復による3Q以降の業績貢献を考えると、ホルダー的には今後を期待できる満足な決算内容であると見てみますがいかがでしょうか?

他社比較での見た目の割高感から信用倍率0.47倍がついてますが、観光需要を甘く読んだ売方の見当違いですね。
ここのホルダーはこのマーケット環境でこの株価水準を維持できていることを考えると相当握力が強いですし、単に2Q予想の下回りを表面的に読んで明日売り込まれるとなれば、積極的に買い増しをする予定です。

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