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インヴィンシブル投資法人【8963】の掲示板 2018/11/30〜2019/07/10

>>281

以前にも申し上げましたが、増資を過度に恐れる必要はないと思います。
重要なのは増資の中身、つまり、増資によって調達した資金で新たに取得した物件の利回りではないでしょうか。
増資による希薄化を埋め合わせて余りあるだけの収益源を新たに組み込むことができるのであれば、何も問題はない、むしろ歓迎すべきものかと。

非常に悪評だった昨年7月の増資も、結果的には収益の大幅な増加、ひいては分配金の引き上げという実績につながり、トータルリターンで見ると、長期ホルダーにとってはありがたい結果となっています。
当時散々叩かれたケイマンのホテル取得も、収益拡大、収益の季節変動緩和に期待以上の成果を上げていると言って差し支えないのではないでしょうか。

なお、REITが内部留保を最小限に留めるのは、利益の9割以上を分配する等を条件に法人税が免除されるといった制度上の理由によるもので、一般企業のように配当を抑えて投資に回すという方法は取りにくいことから、成長のために増資を繰り返すのは、制度上の宿命とも言えるでしょう。(外部成長をあきらめるという経営戦略も選択肢としてはありうるでしょうが)

以下に紹介する記事でも、増資をポジティブに評価する投資家が増えていることが示されています。

2019年2月15日付 日本経済新聞 電子版より
「REIT、増資が買い材料に 実施銘柄の上昇目立つ」
 不動産投資信託(REIT)市場でこれまで投資家に不評だった公募増資が買い材料になっている。今年に入り増資した銘柄の上昇率は市場平均を上回る。(以下略)