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野村ホールディングス(株)【8604】の掲示板 2019/02/16〜2019/03/08

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米国株、4日続落 ダウ200ドル安で3週ぶり安値、金融・景気敏感株に売り

7日の米株式相場は4日続落した。ダウ工業株30種平均は前日比200ドル23セント(0.8%)安の2万5473ドル23セントと2月14日以来、3週ぶりの安値で終えた。欧州中央銀行(ECB)が年内は利上げを見送る方針を示し、ユーロ圏の経済見通しも引き下げた。欧州金利が低下したのを受けて米長期金利が下げ、利ざや縮小観測から金融株が売られた。

ECBは7日に開いた理事会で少なくとも2019年末までは利上げ開始を先送りする方針を示し、銀行への新たな資金供給策も決めた。19年のユーロ圏の経済成長率見通しは従来の1.9%から1.1%へ引き下げた。ドイツ国債利回りなどが低下し、米長期金利もつれて下げるとJPモルガン・チェースなど金融株に売りが広がった。

世界景気の減速懸念が改めて意識されたことも市場心理を冷やした。景気敏感株である素材株などが売られた。米中が貿易問題で近く合意するとの期待を織り込んで買われてきたキャタピラーなどの中国関連銘柄にもいったん利益確定売りが出た。

ダウ平均は下げ幅を320ドルまで広げる場面があった。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が心理的な節目とされる200日移動平均を下回ったことなどで持ち高調整の売りが加速した。

8日発表の2月の米雇用統計の内容を見極めたいとして、取引終了にかけてはやや下げ幅を縮小した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同84.456ポイント(1.1%)安の7421.464と2月13日以来の安値で終えた。アマゾン・ドット・コムやネットフリックスを筆頭に主要ハイテク株に売りが広がった。