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オリックス(株)【8591】の掲示板 2020/09/12〜2020/09/19

>>979

「自分だったら怖くて打ちたくない」国産ワクチン開発に挑む研究者の“意外な本音”
文春オンライン / 2020年9月19日 17時0分

ワクチンにはそもそも感染防御できるものと重症化を防ぐものがある。
呼吸器ウイルスにおいて、感染防御できるワクチンはこれまでになく、
さらに終生免役を獲得できるワクチンも今のところないという。

現在長谷川氏らのグループが塩野義製薬と共に開発する
昆虫の遺伝子組み換えウイルスを使った組み換えタンパクワクチンは、
2020年内に臨床試験開始、21年末までに3000万人以上の生産を掲げている。
さらに長谷川氏らは並行して、
河岡義裕教授率いる東京大学医科学研究所やKMバイオロジクスと共同で、
不活化ワクチンの研究開発を行っている。
これは今年11月から臨床試験を開始する予定だ。

だが長谷川氏はこの両方とも、
「主に重症化予防の効果を見込んでいて、感染防御ができるかどうかは不明」だと話す。さらに、「再感染する可能性も念頭に置かねばならない」として、インフルエンザのように定期的にワクチン接種しなければならないことも考えられるという。


ワクチン開発者「自分だったら怖くて打ちたくない」

新型コロナワクチンの大きな特徴のひとつは、
その種類の多さだ。不活化や生ワクチン、組み換えタンパクワクチンに加え
、DNAやメッセンジャーRNAなど核酸を使った遺伝子ワクチンや、
アデノウイルスなどほかのウイルスを運び屋にする
ウイルスベクターワクチンもある。
ひとつの感染症に対してたくさんの種類のワクチンがあるという事態に、
私たち人類は初めて直面することになる。もしも選べるとしたら、
どのような視点でワクチンを選べばいいのだろうか。

一方、ワクチンを打たないという選択肢もあると語るのは
大阪大学微生物病研究所教授の松浦善治氏である。
松浦氏はワクチン開発に携わっているが、

「自分だったら今の状況では怖くてとても打ちたいと思いません」と語る。
なぜワクチン開発者が「ワクチンを打ちたくない」と言うのか。

最前線の研究者たちの話を聞くうちに、
ワクチンさえできれば流行が収束に向かうといった見通しの甘さに気づかされた。