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フューチャーベンチャーキャピタル(株)【8462】の掲示板 2017/09/27〜2017/10/04

FVCが産業革新機構から 3400万円で買収したとされる ANEW

でも 以前あったANEWのアメリカ部門の人間・事務所がそのままAkatsuki Entertainment USAに移っている可能性があるようなんだけど・・・



2017年10月3日、スマートフォンゲーム会社の株式会社アカツキがハリウッドにグローバル映像事業子会社を設立を発表した。同社のプレスリリースによると、新会社の代表取締役にアンマリー・ベイリー氏が就任し、日本オフィスの責任者に鈴木萌子氏、子会社と親会社アカツキのアドバイザーにサンディー・クライマン氏を迎えいれるという。またリサーチマネージャーにニコラス・ザバリー氏が就任している。

気になる点は、上記に挙げた4名が株式会社ALL NIPPON ENTERTAINMENT WORKS(ANEW)の出身者であることである。さらに、発表された新会社の住所も旧ANEW米国支社と同じ住所になっている。

ANEWとは日本のIPを使ったハリウッド映画を製作する海外展開を行うという今回の新会社と全く同じ事業目的で設立され、経産省が主導し、産業革新機構が60億円、100%の出資決定し2011年に設立した官製映画会社である。

ANEWは設立当時から問題を抱え、その後は日本側の最高執行責任者(COO)が次々と交代、経産省幹部が国会で答弁していた投資回収等の将来見通し早々と破綻状態に陥っていた。通算で7本の企画開発を発表したものの、1本の映画も撮影に至ることなく2017年6月に22億円の出資額をほぼ全損する形で別のベンチャーキャピタルに3400万円で身売りされた。

サンディー・クライマン氏は、2012年にANEWの代表取締役兼取締役に就任し、ANEWの米国支社であるANEW USA、米国支社の制作子会社ANEW PRODUCTIONS LLCの代表を務めていた。また、クライマン氏の個人会社の従業員であったアンマリー・ベイリー氏が企画開発部ヴァイスプレジデントに就任、鈴木萌子氏もビジネス開発部のヴァイスプレジデントであった。またリサーチマネージャーのニコラス・ザバリー氏も同じくANEWでリサーチャーを務めていた。

つまり、米国の会社住所といい、人員といい、この新会社の運営体制は「ANEW 2.0」形態といえる。

今回のアカツキの映像子会社設立の報道には不可解な点も存在する。

ttps://hiromasudanet.wordpress.com/2017/10/04/anew-2-0-cooljapan/



以前のANEWのアメリカ部門は ANEW⇒Akatsuki Entertainment USAに移ったということだろうか?

いままで 税金を使ってハリウッドの人間を接待し、築いてきたコネクションも一緒に移ったと考えてもいいのかもしれないな