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(株)みずほフィナンシャルグループ【8411】の掲示板 2016/11/30〜2016/12/05
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>>1021
また、普通の人は絶対に買わないような柄のスーツを着こなし、
角度のある銀縁眼鏡の奥に鈍く光る眼が薄情さを伝える序列第7位のおっちゃんは末期癌に侵された、
余命いくばくもない信徒に高額で販売する神薬草入り神水の原材料となる薬草を命がけで刈に行ったりもしますが、
実はこのおっちゃんは根がやさしい方で、
お金もないのに落ち込んだ私をよく接キャバに連れて行ってくれました。
あるトキ、酔ったおっちゃんは教祖とおっちゃんしか知らない秘密の薬草の採取場所も私に教えてくれました。
「絶対誰にも言いなや。第一原発に近ければ近いほど、その効力は強まるんやと。
教祖さまの教えや。
秘密の薬草やさかい誰にもしられんよう、
見つからんように深夜に潜入し刈り取らなあかんのや。
イノシシが一番怖いで」
「それは・・・、イノシシよりも・・」
怖いものが他にあるでしょうと言おうとするも言葉が続きません。
どうやらおっちゃんは事故のあった原発近くの雑草を刈り取って来ているようです。
侮蔑したい人生を歩んできた私を信頼してくれているんだと思うと悲しくなり、
強風にあおられぴんと張った糸が切れてしまいくるくる回りながら小さくなっていくタコのように、
私の心から教祖が遠くなっていきました。
もちろんタコは私ではなく教祖です。
Xへの反論 2016年12月5日 20:50
>>1020
おばちゃんは勝ち誇ったかのように満面の笑みを浮かべておりました。