スルガ銀行(株)【8358】の掲示板 2018/03/16〜2018/04/02
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>>114
その通りですね。今後のスルガ銀行の収益構造がどう変化するかが中長期では肝となりますから、それを決定付ける金融庁のスタンスが大事ですし、マスコミ報道によっても金融庁が世論に背中を押されたりしますから見守るしかできませんね。
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>>114
カボチャ問題がスルガの先行きを決める案内版としてクローズアップされているが、氷山の一角ではないのか。国内ゼロ金利の環境下、収益確保を優先してノンバンクに近い融資至上主義のつけとして他にも住宅ローンなどで無理な融資斡旋などもありそうだ。
しかし、ここの収益構造、今期決算でもっと注目すべきは外債での大きな損失発生の有無だ。
先般、ロイターは米国債の金利急上昇に連動した米国債の急落で大きな損害を蒙った地銀20を緊急調査したと報じた。記事中で地銀の中には業務純益を超える損失を出した銀行もあると云っている。もともと外債投資にも積極的なスルガ、どれほどの損失を蒙ったかは今は非開示、いずれ決算までに判るだろうが、泣きっ面にハチとなる可能性も否定できない。
もともと地銀の米国債投資は昨年度も損失が多かった。しかし昨年度決算に際しては簿価の30%以上下落していないという理由で、敢て減損処理をせず、含み損という形で持ち越したケースが少なくないということだ。
その様な最中での2月の米国債大暴落である。含み損は爆弾に変身した。もともと地銀経営陣はこの手の投資に無知、無経験者が多い。打つ手も後手後手になりがちだ。このような爆弾を抱えた1社に入っているとすれば問題はカボチャどころではない。
ながさら 様子見 2018年3月17日 20:23
>>111
金融庁から厳しい処分が出たとき、そこからスルガの収益構造がどうなってしまうのかが気になりますね。
業務改善命令が出ても、すでに契約を結んだオーナーの救済にはあまり役にも立たないように思います。銀行も悪かったから債務をまけてやれなんて命令が出るのでしょうか。不良債権の処理は、あくまでもスルガとオーナーのお話し合い次第なのかなと。
しかしこれからスルガにやってくる不動産屋は貸し渋りを受けるかも知れない。リスキーな貸し出しをしていたスルガが萎縮するかも知れない。そうすると中長期的なスルガの利益は減ります。
これは厳しい処分が必要ないという話ではありません。
報道を見る限り、スルガの体質は改善しなければなりません。しかしそれはそれとして「どのくらいが株価の目安になるんだろ?」ということは気になります。業務停止が何日間になるかではなく、どんな改善計画が出て、それからどんな貸し出しがされるかです。
今後もスルガ株を生暖かく見守ります。