ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】の掲示板 2024/05/04〜2024/05/08

こんにちは、商社の決算発表時の株主還元策が概ね出そろいましたので(伊藤忠は決算未発表ですが4/3の株主還元策を参考)、概ねの特徴をまとめてみました。
1 物産
 期末20円増配、今期30円増配、自社株買い2000億円、株式 2分割、総還元性向40目標
2 住商
期末5円増配、今期10円増配、自社株買い500億円、中経で7000億円規模の株主還元策(従来は4700億)、総還元性向40以上
3 商事
 今期30円増配、配当性向のみで42%、総還元性向について見直しを示唆
4 丸紅
 期末2円増配、今期5円増配、自社株買い500億円、総還元性向30~35
5 伊藤忠
 期末5円増配、今期200円を下限とする累進配当、自社株買い1500億円、総還元性向50を目途、
といったところです。特に目につくのは住商の中経7000億円の株主還元と伊藤忠の総配当性向50%でしょうか。

商事の30円増配も目につきます、今年株式3分割をしたばかりですので元の株式をベースに考えると実に90円の増配ということになります。商事は2Q~3Qで合計5000億円の自社株買いを発表しましたが、今回は自社株買いの発表はなく、その代わりに配当だけで純利益の約42%の大盤振る舞いとなっています。グループとして自社株買いから増配に舵を切ったと云えるかも知れません。株価は今期業績見通しの下方修正があったのが嫌気されたのか冴えませんが、商事の実力を考えると誤差の範囲と云えるかも知れません。

さて、これらを踏まえて三菱UFJにはどれくらいの株主還元策が求められているのか考えてみたいと思います。
続く