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北朝鮮の危険なゲームに挑むトランプ大統領By Alastair Gale
2017 年 4 月 29 日 13:39 JST
韓国の梨花女子大学校の紛争管理論センターに籍を置く交渉戦略の専門家、ジャスパー・キム氏は「これまでは北朝鮮の独壇場だった危険なゲームだが、今やトランプ大統領もこれに参加している」と指摘する。
 キム氏はトランプ大統領がそうしたアプローチをとる背景には、非常に大きなリスクを背負うことが多い不動産業での実績があるとみている。
キム氏によると、北朝鮮は新たな核実験などで緊張をさらに高める可能性もあるが、米国の戦術を認識し、慎重に対応する公算も大きいという。

オーストラリアの「パースUSアジア・センター」の朝鮮半島情勢の専門家、ゴードン・フレーク氏は、このいちかばちかの戦術が奏功したとしても、筋の通った長期戦略の一環とは思えないと話す。
トランプ氏は、北朝鮮からのミサイル攻撃から韓国を守るために配備されている米軍のミサイル迎撃システムに関して、韓国に費用負担を求めると発言した。フレーク氏はこれについて、そうしたメッセージは米国に対する同盟国の信頼を損なうものであり、韓国や日本といった国々は米国との同盟関係のヘッジを検討することになるだろうと述べた。
 その発言を受けて、昔から米国と韓国の同盟関係を弱めようとしてきた北朝鮮がつけあがる可能性もある。
 米シンクタンク「アトランティック・カウンシル」で勤務していた1998年にキャンプファイアの前で北朝鮮の国連大使の話を聞いた前出の米国人フレーク氏は「あらゆる面でメッセージが食い違っている」と話した。