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(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】の掲示板 2017/02/18〜2017/02/22

賢明なる投資家 ベンジャミン・グレアム著 第四版/2000年発行版 P310 金融株への投資 世界大恐慌後、デフレ下1941年の平均値を基準10として、1970年末の数字は、ニューヨーク市外銀行83.3・ニューヨーク市中銀行 44.3となる。現在の状況と酷似していると感じる.......銀行はデフレ下では金利低下により利ザヤが小さいがインフレ下では利ザヤが大きくなることが要因と考えられる......日本の1980年代後半の地方銀行のPBRは3.0倍から4.0倍であったが2017年ではPBR0.2倍台から0.7倍台である。不良債権処理をこなしながら純資産を増やし続け自己資本比率を改善(6%から7%)させている。自己資本の増加分は1988年から5倍にもなる地方銀行もある。利益剰余金は自己資本に対し、相当割合(50%以上)になっている。私は地方銀行株式の値付けに相当矛盾を感じる。割安で取得することができた点においては満足している。もともと銀行業はおいしい業種だと思う。大規模な工場・設備や研究開発費は不要。余った金は株式や債券投資できプロの従業員の力で自己資本はひたすら増加させることができる。将来的にフィンテックは人件費が削減できる有利性がある。コンピュータで審査、貸し出しを行う。従業員には気の毒であるが......後は利ザヤが改善すれば大幅な利益増が期待できる。現在のPBRだと自己資本は増加分は株価に反映されやすく下値は限定的かと。