ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

菱洋エレクトロ(株)【8068】の掲示板 2020/03/12〜2020/11/30

>>766

特定株主に利益を配るとき、会社法が定める株主総会で2/3の賛成が得られないから金商法を使えば、取締役決議でできるというのは、どうみても法の目的の免脱。
税務から真相を見ぬかれました。
これは単なる株式の買取ではありません。これまでに蓄えた利益準備金を取り崩して払い出す。なのに配当と呼ばないで、買取という外形の名目を使って特定の株主に払いだすのです。応募しても配当に与れない投資家は不平等扱いです。株主利益のために取締役会は決議したのでしょうか。

仮に会社には3人の株主ABCがおり、1/3ずつ保有している。資本金と資本準備金合計は9億円だが、営業して利益が積み上がって3億円の利益準備金になり、株主資本は12億円になった。
取締役3人の取締役会はAに6億円で資本を払い戻すと議決して、買い戻そうとすれば、株主の2/3の賛成が必要。BCは反対するでしょう。抜けあらは6億円で、利益独り占めだから。それが会社法156条です。
取締役2人はAの手下か、Aからキックバックをもらうのか。過半数の株主で、2人を解任して、新たにBCのシンパを任命します。
次に
上場会社には3000人の株主がおります。資本金と資本準備金合計は90億円ですが、営業して利益が積み上がり、30億円の利益準備金になり、株主資本は120億円になりました。
取締役会は特定の投資家に60億円で1/3の株式を払い戻すと議決して、金商法公開買付で買い戻そうとします。株式の2/3の保有者の賛成は骨抜きにできます。ただ株価は3割値上がりしており、市場で売れることが保証されるから、株主から反対されないから株主総会は不要としていると会社法をつくった会社法学者らが考えました。
狂ってる。さて、これって、許せますか。
なぜって、買い戻した後は、抜け殻。買取の抽選に漏れた人は、利益の配当にあずかれない。
立法提案した学者には実務について、不平等になることの想像力が足りなかった。

それではいつ株価が動くか。
まず応募期間10月14日まではこのままでしょう。
決済開始日が11月6日になってますから、引き渡し日までは大和証券の現物は売れません。
それまでは、持ち株の半分を信用売りたてておきますか。売りが渋滞するでしょうから1月近い品借り料がどうなるのか。
次に11月10日以降、あきらめ売りですか。EV/EBITDAを業界比較すれば、倍高い。

  • >>771

    発表後の下落は、その抜け殻を見越して空売りが増えていたのでしょうね。
    しかし、ここにきて信用の買い残も積み上がってきてるのは解せませんね。

    株価の動きについては、おっしゃる通り10/14まではヨコヨコの気がします。
    それからは空売りと買い戻しも相まってどうなるか。
    (おそらく自己株売却の発表でもないと、下値を切り下げて行くかと)
    抽選結果の報告がいつになるかよく分かりませんが、そこで外れた人は
    株券返却後、大和でパニック的に売るかも分からないので、もう一段下も?

    ただ、空売り等が増えたのはキャッシュの大半を使った自社株買いのため
    だと思うので、ある程度の資金を獲得する手段さえ発表すれば
    下げ止まると見ています。少なくとも21/1月の配当落ちまでは。

    一番は、今回取得した株式を220億円前後で安定株主(第2位株主)に
    買い取って貰う事だと思います。
    そうすれば菱洋のアナウンス通り、22/1期までの120円配当は固いと見た
    株主が帰って来ると思います。

    株式を消却すればBPS・EPSは上がるかも知れませんが
    220億円を使って買収防衛と財務指標を上げただけでは、どうしようもない。
    結局、借入金に頼らざるを得ない(まさか消却した後に新株発行はねえ)

    ここが割高なのは大方の株主が認識されてると思うのですが
    キャッシュリッチであるため(とは言うものの長年の利益に対しては高配当の
    せいで、それほどでも無いか?)高配当と買収期待で跳ねあがり
    今回の自己株取得で、すべてがしぼんでしまった格好だと思います。