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三菱商事(株)【8058】の掲示板 2021/04/17〜2021/05/07

ローソンについては 50%への株の買い増し後にも 減損 更に 減損戻し を行ってきた経緯があるが 取得時からの株価の下落などもあり 再度減損の可能性が論じられているようだ 

事実 商事の有価証券報告書には

”事業環境が悪化した場合には、ローソン社の業績や、取得時に認識した「のれん」の減損などを通じて当社の業績に影響を与える可能性があります。
当連結会計年度末の「のれん」の帳簿価格は約3,000億円です”

とあり 減損の可能性をにおわしているが 基本的には ローソンの現在の資産価値からみて のれん減損の必要があるかどうかという判断となるのであろう

株価でみれば ローソン株は先週末引け値で 5,230円 商事の持株は50,150,000 株(100,150,000x50%) 従って 商事持ち株の市場時価は5230円x50,150,000=約2623憶円となって 商事の抱えるのれん代との差は400億円ほどとなる。 
 
しかし 市場での株価は あくまでも会社の信用度の目安に過ぎず 株の本来の価値ではないため 市場株価での のれん代の減損云々は的外れとも聞いており ローソンの現状が 果たしてのれん代の減損を迫られるものか判断がつかない。

事実 伊藤忠の場合 6000億円超を投じて取得した中國CITIC株について 株価値下がりで 一度減損を実施したものの 依然数千億円もの含み損を抱えているにもかかわらず再度の減損には踏み切っていない。 
要は 減損は会社の都合に任されている感があり 会社にとっての適当な時期 ということになるのだろうか。