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恒大利払い 中国政府当局は パニックを避けるために 時間をかけて解決の道を探る方針と考えられるので とりあえず 恒大に利払いは実行して デフォルトは避けるように命令しているのではないだろうか となれば 問題は 今後の元本返済となる

伊藤忠としての懸念は 恒大問題のCITIC LTD.の業績及び株価への影響となるが とりあえずは LTD の中枢である銀行部門 即ちCITIC Bankが 融資残に見合う十分な貸倒引当金が積んであるかにあるだろう

報道では CITIC Bank は2020年下期に貸し出し基準を厳格化し、不良債権処理を加速。上期比で93.8%増となる456億元規模の償却および売却を実施し(2020年通期では前年比13.9%増)、不良債権指標の改善につなげ 期末の不良債権カバー率は9月末を1.60ポイント上回る171.68%だったとしている。

中國では 銀行には不良債権の150% の不良債権カバー率のほか 貸倒引当率(貸出残高に対する比率、2.50%以上)のどちらかを満たすことが定められ ており ロイター報道などを見ると 中國での銀行貸倒引当金は現在 5兆元(約89兆円)とされている 

伊藤忠が懸念するのは CITIC BANK が 昨年末に引き当てをしていると言う 不良債権カバー率 171.68に  恒大への貸し出し債権が含まれているか  即ち 昨年末時点で 恒大への貸し出しを 不良債権としてカウントしていたかどうか 又今後 不動産企業の倒産が激増すると言われる中で 恒大以外の不動産企業へのCITIC Bank 債権の債権残ではないだろうか