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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2021/04/21〜2021/05/17

中国のビジネスリスクは分類して考えている。
伊藤忠株の手放し要否は来年の判断と思う。

伊藤忠は中国への投資額は商社の中では断然多く、また中国関連からの利益は3割とのことなので、中国ビジネスのリスクは当然にある。
しかし、「中国リスク」といっても様々な物が有り、伊藤忠に該当しないリスクで伊藤忠のビジネスが危ないと的外れのコメントをする人も多い。正確に理解して的確なリスクをしている人もいるが。
私は、中国リスクを6つに分類して考えている。
1.時間軸 今期A、中期(数年)B、長期(4年以降)C
2.事業リスク①と投資(資産)リスク②
A-① B-① C-① A-② B-② C-③
中国経済足元空前の「内需」活況で、A-①A-②のリスクは少ない
来期以降は世界がコロナ禍から復活すると考えれば「世界の工場」中国の経済は底堅いのでB-①も現時点では強含み
B-②は景気の陰りが有れば資産バブル崩壊は有りうるので、今年の下期以降は資産価格の動向には注視したい。これはCITICの株価も同様だと思う
問題のCの時期であるが、中米中豪中欧などの緊張関係がどのように進展してゆくのか、今は未だわからないのが正直なところ。またに日中の貿易で高利益を上げることが西側諸国から日本たたきを受けるという逆リスクもある。

中国は14億を要する世界最大の消費市場を持つので中期的にも市場はあるが、経済以外の課題や国際情勢は不透明である。更にはC-③に関しては現時点ではポジティブな要因よりネガティブな要因の方が多いと考えている。
幸いなことに私は一株主に過ぎないので、C-①②の不安が顕在化しそうなら株を売却して手仕舞いすればよい。その時期は来年以降であると判断している。
それで大損するなら受け入れざるを得ないが、儲かると期待しているからだ。