任天堂(株)【7974】の掲示板 2022/01/20〜2022/01/26

スイッチの性能は、技術進歩がありますから、穏やかな高性能化は続けるでしょうが、それはエチケットとしてやっていますよ、といくらいの軽いスタンスの性能向上です。

今回のスイッチのアップグレードである、有機ELの採用や、スピーカーの改良、ストレージの強化、前回の電池の持続時間の向上なども、さりげない性能向上であり、これと同じような感じで、4K対応とか、コア数の増量とか、メモリサイズの追加とか、ファンレス化とか、小型軽量化とかの改良が持続的に行われるということです。

そもそも、本格的なコンピュータの性能向上とは、このような持続性のあるものであり、スイッチ以前の任天堂のゲーム機のように、非連続的な性能向上の方が、コンピュータ全体から見れば、異常な改良であったのです。そしてスイッチからはそれをやめて、正常化しただけのことです。


これは前書きです。本題はここからです。


今のパソコンは、スイッチよりも高性能になっています。そしてもう何年かすれば、ほぼ全ての新型のスマホは5nmの半導体製造技術で作られるようになりスイッチと同等の性能になります。

そして市場の製品の過半数がそれに置き換わるのにさらに３年くらいはかかります。

すなわち、これから５年もすれば、２０億台くらいのパソコンやスマホは、スイッチよりも高性能になります。

そこに待ち構えているのは任天堂です。どう待ち構えているのかというと、仮想スイッチを作り、それはパソコンで動き、スマホでも動くようにした仮想スイッチです。

まあパソコン用とスマホ用のドックみたいなものを作り、仮想OSの一つとして、仮想スイッチを作り、それをパソコンやスマホで動くようにするということです。

そのサーバはグーグルのゲームサーバを使いますから、グーグルは喜び、Android用のものはすぐに作るでしょう。アンドロイド版が出るなら、アップルはやるしかありません。iPhone 用が出て、マック用もや、iPad用も出るでしょう。するとマイクロソフトもやるしかないでしょう。

もちろんそれなりの取扱手数料はありますから、ビジネスにはなります。

この仮想サーバというのは普通の技術ですから、簡単に開発できます。

要するに、パソコンでも、Androidでも、iPhone系でも、簡単にスイッチの画面に切り変えることができます。