任天堂(株)【7974】の掲示板 2019/11/22〜2019/11/26

技術にも旬というものがあります。具体的には時間方向での洗練と、空間方向での洗練とで、利用目的にどのくらいの洗練度が最適なのかという見立てのことです。

少し前までテレビ番組では採れたての魚を喜んでいましたが、だんだんと熟成についても語られるようになってきました。

例えば本マグロの赤みの食べ頃は、氷温で二週間くらい寝かせてものが最高だということです。

一部だけが突出して良くても全体のバランスか悪いと総合的な価値が高まらないということです。

プレステの最大の問題点は、記憶メディアに機械部品を使っていることです。そのため携帯型に進めません。

次の機種もその影響に縛られていて、消費者電力を落とせないため、携帯型にできません。

携帯型にするためには、ひと世代高速化をパスしなければなりませんが、アプリが肥大化しているため、それは不可能です。技術がよく見えていなかったのだと思います。ソニーの技術の限界でしょう。

任天堂は岩田さんがこの辺のことはわかっていたと思います。どこで川を渡るかです。スイッチで川を渡ったのです。

技術評論家もこの点は完全に見落としています。要するに彼らも技術のことがあまりわかっていないということです。

まあみんなだいたいこんなものです。