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任天堂(株)【7974】の掲示板 2019/11/08〜2019/11/15

媒体を持っている企業のメリットとして、仕様の細部まで決められ、しかもそれを一番最初に知っていることが挙げられます。要するにシステム全体の管理権であったり、仕様作成権などを持っていることです。

しかもそれは端末だけでなく、サーバシステム全体から端末全体までを含む、世界に分散して強調動作する巨大なネットワークプラットホームシステム全体のことです。

端末が1億台に達すると、それは1億本の電子神経ネットワークが、利用者の脳と直結されることになります。

しかも任天堂が強いのは、強力なアプリまで自社で開発していることです。

これはアップルやマイクロソフト、グーグルでも厳しいことです。

もちろん任天堂は媒体屋をやりたいわけではなく、娯楽屋をやるには、他社の干渉を排除する必要があり、結果として自社媒体を持っているだけですが、結果としてそれが凄いことになってきているのです。

任天堂は媒体のことを殆ど語っていません。そんな意識はないからです。しかし機能として最適解を追求した結果、媒体を持ったのです。

同じ山を違う方向から登ってきたと言うことです。

アップル、マイクロソフト、グーグルなどはみんな媒体屋です。

アプリ屋は彼らの下にいます。しかし任天堂は媒体を持つので彼らの下にいる必要はありません。

親は彼らです。アプリ屋は大きくは育ちません。単なるアプリ屋は管理され家畜化します。