ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

任天堂(株)【7974】の掲示板 2019/09/19〜2019/09/25

スイッチライトの発売開始、おめでとうございます。システム全体が問題なく推進されているようで一安心です。

スイッチだけでは任天堂の目指すところが確認できませんでしたが、新スイッチとスイッチライトによって任天堂の考えが鮮明にわかり、10年くらい先までのビジョンが読めそうです。ここら辺までのロードマップは、すなわち任天堂の全ての知的財産のスイッチ環境への、すなわちスマホ技術を応用しUNIX を搭載した携帯型端末への移植というビジョンは、岩田さんが考えたものでしょうから、改めて岩田さんはかなり先までリアル見えていたことがわかります。

では岩田さんはそれをいつ頃から考えていたかと考えると、マルチコアプロセッサが市民権を得た頃からだろうと思います。

プログラマーである岩田はマルチコアプロセッサの使い方がわかりますから、この技術と、半導体の製造技術の向上、そしてスマホの製造台数の爆発的な増加を見れば、かなり先までの未来は予想できたはずです。

スイッチにどこまでの環境が搭載できるようになるかということの予想です。

時間軸でスケジュールを立てると、2030年頃までの作業予定は書けたでしょう。

世界はランダムに動いているような感じがしますが、実は基本エンジンは単純な動きしかしていません。

高速化し、大容量化する、情報通信空間が、過去に開発された知的資産を、その空間に取り込み、これまで高速かつ総合的に動かなかったソフトを動かし、しかも低コストでそれを実現するようになり、その進歩に沿って、世界は進歩すると言うことです。

実は今使われているソフトの殆どは過去に開発されたものであり、なぜ使われなかったかというと、ハード的な制約で動かせなかっただけのことです。それがハート的なもの制約が緩み動かせるようになったにすぎません。岩田さんはそれがよくわかっていたということです。

ハードの進歩は予想可能ですから、ソフト環境の改善も予想でき、任天堂の将来も予想できたということです。

しかしこんなことは優れた開発者ならだいたいはわかっています。わかっていてもできないのです。ソフトも人材も知的資産も揃っていません。

任天堂は幸運な企業です。全てが揃っていたのです。昔から見えない未来に向けて力を蓄えてきました。

岩田さんはそれに新しい器を用意する、その時代に任天堂の指揮をとったということです。過去も未来も共に見える、そんな場所にいた幸運な方でもあります。