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日本フォームサービス(株)【7869】の掲示板 2021/04/24〜

>>1471

今、倉元見てみました。
1750倍と3倍では、全然違いますが(笑)、こういう解散価値がほぼない、債務超過の会社の場合には、3倍になる期待値とゼロになるリスクの綱引きだと思ってます。コーニングとの契約は、ガラスを供給してもらう契約で、売り先の契約ではありませんし、四季報には、「販売先開拓には依然課題」と書かれてます。

河北新報に記事が載っていたので、見たら、栗原の会社なんですね。20年4月に7億の割当増資をしても赤は埋まらず、21年3月に再度4.8億を調達する際に、那須を入れて、経営の主導権を出資組合から取り戻したということなんですね。下記が河北新報の記事です。

よく読むと、中国との医療分野の提携は先送り、主要取引先が海外移転で供給元を変更した苦境から脱していない、という風に読めます。中間では、不振だった昨季よりも2割受注を落としています。ただ、リストラを一生懸命しているんでしょうね、損益は均衡圏までなんとか持ち直しています。3Qは、落雷による停電の悪影響が入ってくるでしょう。業績の下方修正とか考えられるのではないでしょうか?



>経営再建を目指す液晶ガラス基板製造の倉元製作所(栗原市)は30日までに、12の企業・個人を引受先とする第三者割当増資を実施し、約4億8000万円を調達すると発表した。2020年4月にニューセンチュリー有限責任事業組合(東京)から約7億円を調達したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で収支が上向かず、再び増資することになった。
 内訳は新株が約3億円、新株予約権が約1億8000万円。引受先は取引や交流のある那須マテリアル(栃木県大田原市)など3社と9人。払い込みと割当日は4月16日。運転資金や金融機関からの借り入れの弁済金に充当する。
 20年の資金調達以降、コロナ下の需要減で車載向け製品の受注が減少。運転資金や弁済金への支出が再生計画を上回る状況が続いていた。調達資金は中国・ノボケア社と提携して医療分野の測定機器を製造する新事業などへの設備投資にも充てる予定だったが、時期や規模を見直す。
 株式発行後に組合の議決権比率は51・01%から47・48%に下がり、親会社ではなくなる。30日の株主総会で、株主となる那須マテリアルの星彰治社長、日大大学院教授の李克氏が非常勤取締役に就任した。
 倉元製作所は「今後の事業継続や新規事業の積極的な推進のため、財務体質を強化する必要がある」とコメントした。同社は主要取引先が製造拠点を海外に移転するなどして受注が激減。組合の支援で20年末までに債務超過を解消した。