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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 〜2015/04/28

待望のFDA承認が遂にきましたね。
これは素直に喜ぶべきでしょう。

511を単に創傷治療材と捉えている方もいますが、今後の適応の広がり次第では桁違いのスケールになる可能性を秘めていますよね。

「皮膚再生分野における皮膚創傷(熱傷や褥瘡等)への適用から段階的に美容整形分野(ヒアルロン酸注入などの用途等)や抗がん剤を混合した皮膚がんへの応用にも適用を拡大することも計画しております。」

この他にも化粧品分野(現在話題の肌を若返させる幹細胞クリームの担体等)への応用などにも適応できそうですね。

既存の創傷治療材は数多くありますが、511のように再生医療への適応の可能性を多く内包させるものは無いでしょう。
創傷治療材としてもその適応疾病は多く、さらに皮膚再生を促し審美性にも優れた効果を表します。
ハイドロジェル・コロイドなどと比較される事もありますが、単に高分子ポリマーであるコロイドがゲル化したものと自己組織化ペプチドでは組織再生の担体足場としての肉芽形成速度や機能効果の差は歴然としており、さらに細胞外液(浸出液)が多い褥瘡ではハイドロジェルは再融解することから利用には制限があります。

このように511は優れた創傷治療材であると同時に再生医療分野への適応が高い製品です。
これが医療大国アメリカで販売承認されたことの意義と今後の販売実績に及ぼすインパクトは計り知れないと言わざるおえないでしょう。