(株)インターアクション【7725】の掲示板 2020/08/08〜2020/11/20

長いけど、読んでみてください。四季報オンラインの記事抜粋です。詳しくは本文を確認してください。

ソニーは、こうした事態および新型コロナウイルスの影響を受けての需要変化に対応するため、今年8月に十時裕樹副社長兼CFOがイメージセンサー生産工場への投資を抑制することを明らかにしていた。
これを相殺できるかもしれない朗報が、アップルによるソニー製LiDARの採用だ。ファーウェイ問題のネガティブな要素を吹き飛ばす結果をもたらす可能性もある。
アップルはLiDARをiPhoneの主要機能であるカメラの画質や機能を向上させるために積極的に活用している。今年は12 Proシリーズのみだが、将来的には採用を広げていくと考えられる。キーパーツであり、iPhoneシリーズ内での採用範囲が拡大することはあっても縮小することはないとみられる。
自社スマートフォンやiPad Proへの採用例はあったが、ケタ違いに出荷量の多いiPhone主用機種に使われ始めたことはセンサーメーカーとしての同社の信頼感や技術力を高めることにもなるだろう。
車載向けLiDARとしては、ベロダイン・ライダーが老舗として実績を誇ってきたが、iPhoneでのプラクティスを重ねれば、製品の質だけでなく応用アイデアや組み合わせるソフトウェア技術も磨き込まれる。短期的なシェア獲得は予測しにくいが、長期的に見ればスマートフォン以外のジャンルでもソニーの競争力を高めることになる。
今回の新型iPhoneでもっとも恩恵を受けるのは、ソニーかもしれない。