ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2022/05/17〜2022/05/27

【米VC、医療特化ファンド 3800億円規模で日本にも投資】

米大手ベンチャーキャピタル(VC)のアーチ・ベンチャー・パートナーズは
医療分野に特化した世界最大級のファンドを立ち上げた。

30億ドル(約3800億円)を新薬開発やゲノム編集に振り向け、
日本企業への投資も本格化する。

国内には先端技術の開発を手掛ける企業も多いが、実用化に向けたノウハウや
資金が乏しい。国内の医療スタートアップの底上げにつながる可能性がある。


大学の基金や機関投資家から出資を受けてこのほど新たなファンドを立ち上げた。近く投資先の選定などに入る。

日本を含む世界の新興企業に資金を振り向ける。ゲノム編集や新薬開発、
細胞治療などの先端技術を持つ企業を中心に3~4年で40社程度に投資する。
アーチの共同創業者であるキース・クランデル氏が日本経済新聞の取材で
明らかにした。
日本の投資先の選定は医療分野に強いファストトラックイニシアティブ
(東京・文京)など国内のVCと連携して進める。

日本は免疫の働きを抑える「制御性T細胞」の研究や、生命の設計図である
遺伝子を自在に切り貼りできる「ゲノム編集」の基礎研究などで有力な技術を
持つ企業が多い。

クランデル氏は「日本には大きな可能性がある」と語る

クランデル氏は「資金などの支援が手薄な日本のスタートアップもある。
グローバルな枠組みで開発を支援したい」と語る。
大企業とスタートアップをつなげる業務支援などもしていく方針だ。

アーチは1986年に創業した。医療分野を中心に半導体関連や
量子コンピューターなどのスタートアップへの投資を手掛ける。
運用総額は今回立ち上げたファンドを含めて90億ドル超ある。

医療分野のスタートアップに的を絞ったファンドでは、
米モデルナの創業を支援した米VCのフラッグシップ・パイオニアリングも
昨年に30億ドル規模のファンドを立ち上げた。