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バフェットくん、またまた降臨、


『PCデポのとんだ顛末記』

PCデポを取り巻く環境がここまでマッハの速度で変わっていくとは、正直驚かされた。

東証1部上場企業としてPCデポの時価総額が少ないということも一因として考えられるが、辿る方向性は時価総額の大小に関係なく同じであったと思われる。

PCデポが辿る先には、株式市場での監理ポスト入り、身受け先を巡る水面下での折衝、倒産、株主訴訟、テレカ不正使用に関連する刑事訴訟、利用契約の合法性を巡る訴訟、一般社員の転職先斡旋など、枚挙に暇がない。今後、PCデポが多額の負債を抱えるのは間違いないだろう。

何故にこうも大きな問題になってしまったのだろうか?

初動対応の不味さ?否、それだけでは決してない。組織だって行われてきた詐欺にも似た営業行為(合法性を欠く利用契約内容など)が白日の下に晒されただけのことであり、PCデポは遅かれ早かれこうなる運命にあった。

PCデポは会社経営陣が成長性を求めるがあまり、利用契約の合法性を無視して業務推進を図ることで会社を急成長させ、これに騒ぐ客は出入禁止にしたり、顧問弁護士事務所も加担し、これ以上騒ぐと警察に届けるなどとその客を脅したりと、社内外で隠蔽を図ることで、その事実をひたすら覆い隠してきた。

また、地域を主力として営業活動を展開するというPCデポのビジネスモデルが事の発覚を遅らせたという点も否めないだろう。

会社開業時から誠実に営業活動を展開していれば、こんな大事に至らなかったということを会社経営陣には猛省してもらいたい。

多くの取引先/顧客、社員、株主の期待を背負うべき株式会社として、その使命を忘れて合法性の枠を越えた会社業務を推進してきた会社経営陣に弁解の余地など有ろう筈も無い。
社員(幹部社員を含む。)についてもまた、会社経営陣の方針に沿い、合法性の枠を越えた業務推進に加担してきたことを忘れてはならない。

今後、第二、第三のPCデポが世に現われないよう祈るばかりだ。