ライフネット生命保険(株)【7157】の掲示板 2019/07/03〜2020/03/18
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>>805
EEVと単年度の会計がごっちゃになっていますね。
まず、生命保険会計は超長期のストックビジネスに為るために単年度での評価が難しく修正純資産と保有契約の将来利益現価の両方で企業価値を見るためにEEVを用いてます。
そしてそれとは別に日本会計にすると初期に費用がかかりどうしても資本が減っていくので再保険を使っただけです。 -
>>805
新契約の平均的な解約率などを見ても平均継続年数は14年程度になるだろう。
前年度第3四半期までの新契約件数は45360件。今年度は約57600件。
これを平均継続率14年で見ると前年度45360件×1件辺りの年保険料42000円×継続年数14年=267億。これが前年度の新契約の期間を通しての総保険料収入。
今年度は57600件×42000円×14年=338億。
前年度と今年度の第3四半期までで新契約の期間を通しての338億-267億=70億違ってます。
70億違うと付加保険料と危険差益まで入れるときちんと回収できます。 -
>>805
シンプルに言うと、以下の3案についての経営判断でしょう。
[1]再保険のコストを払って将来利益を先食いする(=資産減少は減らせるがEEV増えない)ことで当面の赤字影響を縮小して保有契約の積み上げを急ぐ。(10バガー目標のリスクとる株主の好み?)
[2]再保険しなくても耐えられる範囲の宣伝費で得られる新契約で地道に積み上げる。(黒字化・配当を望む株主はこれに賛成かな?)
[3]再保険の代わりに増資して、赤字に耐えられるようにして保有契約の積み上げを急ぐ。(当面個人株主にメリットなし)
旧経営陣は[2]を選んで業績停滞して交代しました。その反省もあってか現経営陣は[1]を選んで突き進んでいます。この判断に同意できない株主は今のうちに撤退すべきでしょう。黒字化・配当はずっと将来です。
私は[2]を支持して買い増しました。
なお、もう少し進んで株価が上昇すれば、7&iとか新チャネルからの出資などで将来的に[2]->[3]に戦略が変わる可能性はあると思います。 -
>>805
貴重なコメントありがとうございます。
常連以外のこの手のコメントはなかなか聞けないので参考になります
正直、難しくてよくわからないのが本音ですが。。。
よくわからないのには、手を出さないのが鉄則かな。。。
akcins 2020年2月13日 11:11
本業の保険料収入の半分弱が、修正共同保険式再保険料収入。つまり、EEVと言いながら、修正共同保険方式を使って将来利益を先食いしている決算で、経営目標と相反する行動をとっている。昨年同時期の新契約保険料の8割しか保険料が増えていないにも関わらず、それに費やした費用は、昨年第四四半期からの1年間で50億円近い。
分母となる保有契約数が増えてるにもかかわらず解約失効率が上昇していることから、広告宣伝をやめたら、収入は減少しかせず、利益の先食いに対応する再保険料の負債返済は、続く。つまり、経営継続性がかなり厳しい。