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(株)IHI【7013】の掲示板 2024/05/30〜

>>245

> 外圧にも内圧にもまけず、あのYS-11を開発した会社ですよ!
> 必ず復活します。

はて?

YS-11
各社の分担内容は以下のとおり。

三菱(分担率: 54.2%) - 前部胴体、中部胴体、
川崎(25.3%) - 主翼、エンジンナセル(エンジンの覆い)
富士(10.3%) - 機首、圧力隔壁、垂直尾翼、水平尾翼
日飛(4.9%) - 床板、補助翼、フラップ
新明和(4.7%) - 後部胴体、翼端、ドーサルフィン(垂直尾翼前方の安定翼)
昭和(0.5%) - 操縦席、主翼前縁
住友(0.1%) - 降着装置

併せて治工具の開発も行われた。輸出を前提として米国のFAA(連邦航空局)の型式証明の取得を目指したため、戦前までの軍用機の生産技術は新しい民間機の生産技術にはほとんど役立たなかったと言われる。

エンジンは耐空証明の取得に困難が予想されたため、自国での開発を諦めた。
方式としては、当時主流になりつつあったターボプロップエンジンを使用し、イギリスのロールス・ロイス製ダート 10を採用、プロペラはダウティ・ロートル製の4翅、全脚のタイヤはグッドイヤー社製であった。
当時の日本に手が出せなかった(試作はしたが実用性は低かった)電子機器も、運行する航空会社が、実績があってアフターサービスが充実しているメーカーの製品を強く指向したため、気象レーダーと無線機は米国のロックウェル・コリンズ社やベンディックス社の製品であり、ほぼ全て日本国外の製品を輸入する結果となった(それらの機器に、実績がない日本国産品を採用したのは運輸省に納入された機体のみであった)。