(株)ＩＨＩ【7013】の掲示板 2016/10/28〜2017/01/11

◇東証前引け、小反落 円高で利益確定の売り、米株高は支えに

５日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比49円46銭（0.25％）安の１万9544円70銭だった。外国為替市場で１ドル＝116円台前半まで円高・ドル安が進んだのをきっかけに、株式市場では利益確定の売りが優勢となった。４日の米国株の上昇や世界景気の回復期待により日本株の先高観は根強く、下値は限られた。ＪＰＸ日経インデックス400と東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は小幅に続伸した。

４日発表の12月の米新車販売の堅調さなどから、株式市場では米国主導での世界的な景気回復が続くとの見方は多い。このため株価も底堅い展開への予想が多い。午前の取引終了時点の東証１部の売買代金は概算で１兆1337億円、売買高は10億844万株だった。東証１部の値下がり銘柄数は936となり、値上がりの920を小幅に上回った。変わらずは148銘柄だった。

前日に上昇が目立ったＪＦＥや新日鉄住金など鉄鋼株が売られた。国際石開帝石など鉱業も安い。東エレクやコマツ、マツダなど輸出関連株にも売りが出た。

一方、2016年３～11月期の営業利益が５％増の850億円前後になったと伝わったイオンは上昇した。小野薬や塩野義など医薬品も高い。ソフトバンク、ＮＴＴドコモなどにも買いが入った。

東証２部株価指数は続伸した。シャープやフュトレックが上げ、マーキュリアやサイオスが下げた。
〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕