(株)ＩＨＩ【7013】の掲示板 2016/05/12〜2016/06/27

【世界金融市場、週明けも混乱収まらず－高リスク資産とポンド続落】

(Bloomberg) -- 英国が国民投票で欧州連合（ＥＵ）離脱を選択したことを受けた金融市場の混乱は、週明け27日も収束の気配を見せず、英国の決断が世界経済に及ぼす悪影響への懸念が強まっている。ポンドは先週24日、１日としては過去最大の下げを記録したが、27日も下げ幅を拡大した。

　　高リスク資産を売る動きが加速している。ユーロのほか豪ドルとニュージーランド（ＮＺ）ドルも下落。週明けの原油続落を受け、ノルウェー・クローネは２％余り下げた。英二大政党が混乱に陥り、スコットランドで再び英国からの独立を問う住民投票の準備に向けた動きが見られ始める中、英国の将来をめぐる市場の不透明感は今後しばらく続く見通し。24日に対ドルで1985年以来の安値に落ち込んだポンドは27日にさらに下げ、１ポンド＝1.35ドルを割り込んでいる。世界株の指標であるＭＳＣＩオールカントリー世界指数が24日、約５年ぶりの大幅下落となった後、円は安全資産として買われた。

　　ポンドは日本時間27日午前７時12分現在、1.7％安の１ポンド＝1.3444ドルと、24日に過去最大の8.1％下落となった後も下げ幅を拡大した。ユーロに対しては１％安。ユーロは対ドルで下げ、0.6％安の１ユーロ＝1.1055ドル。

　　27日早朝の外国為替市場で、豪ドルとＮＺドルは共に0.5％安。クローネは2.3％下げ、２営業日の下げ幅は4.5％強となった。ニューヨーク原油先物は24日、ウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）８月限が4.9％下落し、２月以来の大幅安となった。27日にはさらに下げ、0.3％安の１バレル＝47.46ドルを付けている。

　　円は27日早朝、0.3％高の１ドル＝101円94銭と、2014年８月以来の高値近辺で推移している。24日の取引では一時6.7％急騰した。

★海外との取引が多いと思われるＩＨＩの後場からの株価の推移はどうなるのでしょうか？？