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三菱重工業(株)【7011】の掲示板 2015/11/24〜2015/12/19

自民、2つの誤算…「動かぬ公明」「抱きつく共産」 参院選へ立て直せるか
石は破れ 中二階は潰れた!!!! 自民の分解も 民主も分解も なんでもあり

 自民党は22日投開票の大阪府知事と大阪市長のダブル選で、推薦候補が2人とも敗れ、深い傷を負った。党内では支援を控えた公明党への不満が高まり、消費税再増税と同時に導入する軽減税率の議論で溝が深まりかねない。最近の地方選で退潮傾向が続いているだけに、来年夏の参院選に向けて党執行部は選挙戦略の練り直しを迫られている。結果が判明してから党本部入りする幹部はおらず、衝撃の強さをうかがわせた。 党執行部は当初、維新の党の分裂劇を好材料とみて橋下徹大阪市長が出馬しない大阪市長選は勝利できると踏んでいた。

 ■選挙戦直前に「自主投票」
 ただ、誤算が生じる。公明党が選挙戦直前の2日、自主投票を決めたのだ。 自民党側は「維新弱体化の決定的チャンス」(党幹部)として、何度も公明党と、その支持母体の創価学会に支援を要請してきた。しかし公明側は表だった支援を見送った。大阪に強い支持基盤を持つだけに、来年夏の参院選をにらんで、大阪維新の会との全面衝突を避けたかったようだ。自民党執行部は公明党の姿勢に憤りを募らせた。 「なぜ公明の多くに維新支持が広がっているんだ」。 二階氏は党近畿ブロック両院議員会長。公明党が軽減税率の対象品目を「生鮮食品と加工品」へ拡大を目指していることから、二階氏は「公明の言う通りあれもこれも出すわけにはいかない!」と強い口調で指摘。谷垣禎一幹事長らも賛同した。

 ■首相官邸、ほとんど動かず
 ダブル選では、自民党に別の誤算もあった。共産党が公然と自民党の推薦候補を支援する「抱きつき戦術」に巻き込まれたことだ。ただ、自民党大阪府連も呼応し、柳本卓治参院議員が共産系の集会に出るなど、あからさまに「共闘」路線に乗った。 自共共闘は橋下氏から「自民党は主義主張の違う共産党と一緒に戦っている」などと反撃され、公明党の支持層離れも起こしたとされる。自民党幹部は「大阪府連も機能しなかったが、公明党や共産党の扱いなど全てが中途半端だった」と頭を抱える。 党内に「橋下氏に近い首相官邸がほとんど動かなかった」(幹部)といぶかる声もあり、混乱は広がる一方だ。