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(株)三井ハイテック【6966】の掲示板 2021/01/29〜2021/03/17

モトリーフール米国本社、2021年2月8日投稿記事より

近いうちにはじける可能性のある3つ目の投資バブルは電気自動車(EV)です。
中国自動車技術者協会(SAE)によれば、2035年までに中国で販売される自動車の約半分が代替エネルギー車となり、そのほとんどがEVとなる見通しです。
またエジソン電気協会(EEI)は2018年に、米国の路上を走るEVの台数が2018年の100万台から2030年には1,900万台に増加すると推定しました。
割高なEV関連の自動車銘柄に投資家が群がるのも無理もありませんが、冷静になって考えてみてください。
例えば、中国のニーオ(NYSE:NIO)は、2カ月連続で出荷台数が7,000台を上回り、これまでの累計生産台数は8万2,000台を超えましたが、これはゼネラル・モーターズであればわずか数日で生産できる台数です。
バッテリーをサービス化する(battery-as-a-service)というニーオのプログラムは、EVの初期費用を低くする代わりに購入後に利用料金を毎月支払うようにするという点で画期的ですが、約900億ドルの時価総額(執筆時点)を正当化するほどではありません。
しかも、同社は依然として赤字です。
EVが将来的に多くの利益を生み出す有望な業界であることに疑いの余地はありませんが、期待の業界に対する投資バブルがいずれはじけることは、過去25年を見れば明らかです。
問題は、EV株バブルがいつはじけるかという点です。