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協立電機(株)【6874】の掲示板 2015/04/28〜2023/03/14

ここも四季報仕込み

ファクトリーオートメーション(FA)大手の協立電機はリチウムイオン電池のセパレーター(絶縁材)を高精度に検査できる装置を開発した。電池の大容量化に伴い、部材に求められる品質水準が上がっているため、検査装置の需要が高まると判断した。2020年中に製品化し、セパレーターや電池のメーカーに売り込む。

新開発の異物検査装置「ミルバス」
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新開発の異物検査装置「ミルバス」

新装置は「ミルバス」。セパレーターフィルムのシート上にある微小な金属異物を50マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルまで検知できる。九州大学との基礎研究をもとに開発した超高感度の磁気センサーを搭載している。「常温で動作する製品としては世界最高レベルの感度」(西信之社長)という。

スマートフォンや電気自動車(EV)などに使うリチウムイオン電池は大容量化が進む。正極と負極を隔てるセパレーターでも発火要因になる異物の混入リスクが一段と意識されるようになっている。生産ライン上で効率的に検査したいニーズを取り込む。