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(株)日本マイクロニクス【6871】の掲示板 2024/04/20〜2024/05/02

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d9c***** 買いたい 5月1日 03:28

生成AI(人工知能)が普及期を迎える中で、半導体メモリーのDRAMの次世代品「HBM」の需要が拡大している。製造装置のディスコ<6146.T>は、関連製品の出荷が本格化。TOWA<6315.T>などにも商機が広がる。

<ディスコ1−3月出荷は過去最高>

HBMは、メモリーチップを垂直に重ねる新しい製造技術により、高速・大容量のデータ処理を可能にする。大量の情報を処理するAI向けデータセンターには欠かせない。

 こうした中、韓国のSKハイニックスやサムスン電子、米マイクロン・テクノロジーなどの大手半導体メーカーが競って製品開発を強化している。米政府はマイクロンがアイダホ州に建設する新工場に1兆円近くに相当する補助金を支給する。

 ディスコが高い世界シェアを誇るグラインダーは、半導体の品質を高めるためのウエハーの平坦加工に使用される。同社が25日に発表した前2024年3月期第4四半期(1−3月)の出荷額は950億円(前四半期比23%増)と過去最高を更新した。本格出荷を始めたAI向け製品が貢献したという。

 同社の今25年3月期第1四半期(4−6月)の連結営業利益は271億円(前年同期比60%増)に急拡大する見通し。需要増を受けて生産能力の増強に取り組み、四半期で1500億−1600億円規模の出荷額に対応できる体制の構築を目指している。

<TOWA、マイクロニなど>

 HBMの搭載増は、半導体の後工程で使用するモールディング装置で世界最大手のTOWAにとっても追い風となる。同社のモールディング装置は樹脂のむらを抑える「コンプレッション成型方式」。HBMの製造で求められる樹脂の均一な充てんができる。

 また、日本マイクロニクス(マイクロニ)<6871.T>は、チップの電気的検査に用いるプローブカードを手掛ける。東京エレクトロン<8035.T>はボンディング装置に強い。ウエハー検査で使われるプローバの東京精密<7729.T>、欠陥検出装置のレーザーテック<6920.T>なども押さえておきたい。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:ウエルスアドバイザー社 (2024-04-30 16:01)