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(株)日本マイクロニクス【6871】の掲示板 〜2015/04/27

こんなレポート、ありましたね。この先生、日本マイクロの今の株価を見て、どう思ってるのか聞いて見たいです。

「岡村友哉 会社四季報オンライン

新年随一の出世株、「電池関連」銘柄もミクシィの二の舞に?
先導役の日マイク格下げで人気離散のリスクも
2014-01-14 17:00

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「今は何関連株が流行ってるの?」と聞かれれば、「電池関連」と即答する投資家が多いだろう。この年末年始で、一番人気があったのは間違いなく同関連銘柄だった。昨年の大納会(12月30日)から前週末1月10日までの期間で、東証1部全銘柄の上昇率トップは藤倉ゴム工業(5121)でプラス71.8%。2位はプラス71.1%の古河電池(6937)だ。

東京工業大と新型電池を開発した藤倉ゴムがリーディングストックとなり、“電池つながり”で古河電池にも飛び火。小型株では超薄型のリチウムイオン電池を開発したと報じられた東証2部のFDK(6955)が急騰した。SNSゲームでもなくバイオでもなく含み資産でもなく、“今年の福男”は電池だったのである。

なんだかうっかり見落としていた気がする『電池関連』・・・。しかし、年末年始の『電池関連』株相場には布石があった。それは、あのミクシィ(2121)とほぼ同時に上昇し始め、結果的には値上がり率でミクシィを上回った怪物、ジャスダック上場の日本マイクロニクス(6871)の値動きである。

昨年11月19日、人知れず、「量子技術に基づく二次電池バテナイスの量産化技術の開発に関するお知らせ」なるプレスリリースを同社は発表していた。翌20日には早くも値幅制限上限のストップ高まで買われたのだが、その時点では時価総額140億円の小型株の一材料にすぎない、とマーケットは軽視していたといえる。しかし、ミクシィと並んで値上がり率ランキング上位の常連となる同社の存在が次第に認められるようになると、上昇理由として唯一、これしかない「量子電池の開発」に夢が膨らむ一方となったのだ。

正直、理系ではない筆者にとって、量子技術と聞いてもピンとこない。ただ、「量子電池なら1万回は再充電に耐えられる」「電力密度が高いから急速充電が可能!」「軽いし安全面も抜群!」などのにわか知識を得ながら、「今、主流のリチウムイオン電池を駆逐するようなすごい技術なのかもしれない!」と“その気”になっていくものだから不思議だ。

 昨年11月19日に720円だった同社の株価は、今年1月7日の取引時間中には6870円の高値と実に約9.5倍の水準へ上昇。時価総額も1000億円を超える新興市場の主力級に評価替えしてしまった。見当たる材料は、前出のプレスリリースだけ(のはず)である。

そんなマイクロニクスにも“試練”が訪れた。1月10日の引け後、いちよし経済研究所が投資判断を「B(中立)」から「C(売り)」へ格下げし、フェアバリューを750円としたのだ。10日終値6060円の8分の1である。そういえば、“ミクシィ祭り”が終わったのもまさにこの手の理由だったが・・・。「量子電池は夢がある」の“妄想”とともに膨らんだ株価は、ミクシィと同じく「理屈」で崩れてしまうのか?格下げを受けたマイクロニクスの株価の反応は必見である。

(おしまい)

(毎週火曜日に掲載)

株式コメンテーター・岡村友哉
株式市場の日々の動向を経済番組で解説。大手証券会社を経て、投資情報会社フィスコへ。その後独立し、現在に至る。フィスコではIPO・新興株市場担当として、IPO企業約400社のレポートを作成し、「初値予想」を投資家向けに提供していた。」

ホルダーをこれほどバカにしたレポートも、いやいや、めったに見れませんね。