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[ハンブルク(ドイツ) 27日 ロイター] - 中国の劉鶴副首相は27日、貿易戦争に勝者は存在しないとの認識を示した。ドイツのハンブルクで開かれた経済会議で述べた。
劉副首相は「保護主義と一方的なアプローチは、貿易問題の解決策とはならない。むしろ、世界経済を巡る不透明感が増すだけだ」と指摘。「関税引き上げは景気後退につながるだけで、貿易戦争ででだれも勝利したことがない。このことは、経済発展の歴史が何度も証明してきたことだ。平等と相互尊重の原則の下、交渉による問題解決を探るのがわれわれの手法」と説明した。
相互の市場アクセスが必要で、各国は互いの違いを認め、思想的な対立を回避する必要があると訴えた。
また、知的財産保護面で大きく改善する見通しを示した。
中国経済については、年間の成長率目標(6.5%)を達成すると見通した。すべての指標が経済の安定を示すと指摘し、消費主導型経済への移行が加速しつつあるとの見方を示した。
さらに、改革と経済開放への支持が過去最高水準にあるとし、経済の成功は開放拡大にかかっているとした。