ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)タムラ製作所【6768】の掲示板 2024/05/09〜

記念配当たるもの、あると嬉しいものではある。
然りとて、1期のみの時限的な措置であることが多いのも事実、である。
本当に、記念配当が株主にとって一番なのだろうか。

株主にとってベストなこと、それは、普通配当の増配、ではなかろうか。
タムラ製作所は分かっている。
今は、需要旺盛なデータセンターの波に乗り、将来に亘り、業績を成長軌道に乗せるための次の仕込み時、である。
普通配当を増額し、株主を喜ばせるために。

ゆえに、東北大に開設したラボで、「高効率・高電力・高周波駆動の受動デバイスおよびその関連素材」の開発、のIRである。

しかし、ラボを作るとは驚きだ。
酸化ガリウムの半導体は、極めて完成度が高い、と見て間違いない。
しかも、ノベルクリスタルテクノロジーだけではない。
酸化ガリウムに、タムラ製作所あり、である。
昨日は、ある意味強烈なIRではなかろうか。

  • >>221

    株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:浅田 昌弘、以下、「当社」)は、高効率・高電力・高周波駆動の受動デバイスおよびその関連素材の研究開発推進を目的に、国立大学法人東北大学産学連携先端材料研究開発センター(英語名称「Material Solution Center」、以下「MaSC」)(注1)に研究室「株式会社タムラ製作所 仙台アドバンスドラボ」(以下、「仙台アドバンスドラボ」)を開設しました。

    カーボンニュートラル社会の実現に向けて、自動車の電動化、次世代通信網の発達、再生可能エネルギーによる発電や送配電など、大容量電力エネルギーの活用に対する需要は今後一層高まっていきます。このような状況下、エネルギー変換の高効率化、パワーエレクトロニクス回路の小型化、高効率化は重要な技術課題になります。これら課題を解決するため、スイッチング素子はワイドバンドギャップ半導体(以下、「次世代半導体」)へ移行すると予測されています。一方で、次世代半導体がその性能を十分に発揮するためには、周辺デバイスやパワーエレクトロニクス回路などの技術進化も必要不可欠です。当社は、2022年4月に電子部品事業と電子化学実装事業が連携して新規事業・新製品の創出を目指す開発戦略推進室(共通研究開発部門)を設立し、東北大学と共同で素材から差別化した新しい磁性受動部品(注2)の研究開発の取り組みを開始しました。今回、MaSC内に仙台アドバンスドラボを開設することで、2030年頃の次世代磁性受動部品およびその関連製品の事業化を目指し、研究開発を強化・推進します。

    仙台アドバンスドラボでは、磁性受動部品に用いる材料の研究開発、AIを用いた樹脂の機能解析に加え、それら新材料を用いた試作部品をパワーエレクトロニクス回路内に組み込んで動作評価・機能評価を実施しています。先端研究組織であるMaSCにおいて、材料開発から社会実装を見据えた評価まで一貫して行い、当社の次の100年を支える技術基盤の確立と、新たな事業の柱の創出に挑戦していきます