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シャープ(株)【6753】の掲示板 2017/03/22〜2017/03/23


http://ascii.jp/elem/000/001/455/1455800/

黒字化は前倒しで進行

 2016年4月2日に行った記者会見では、郭会長が、「2~4年で黒字化する」とコメントしたが、黒字化は前倒しで進んでいる。「8月13日の社長就任後、1ヵ月間でチェックを行なった。手を打てば、黒字化できると考えた」と戴社長は発言。契約の見直しなどによるコストダウン、鴻海とのシナジー効果などによって、改善の余地が大きいと判断した。実際、投資の削減で300億円、鴻海のシナジー効果を含む費用削減で370億円、和解金や事業譲渡などの一過性収益で183億円の効果をすでに生んでいる。
「ASEANで展開するには、製品ラインアップが足りないと考えている。中国・深センに商品開発センターを新設した。このインフラを生かして、ASEANはがんばりたい」。また、中国市場は、「シャープの赤字の元凶になっていた」と指摘。「中国市場に強い鴻海にサポートしてもらう。コンシューマ向け製品の製造、販売を鴻海に任せる」と、提携関係をベースに事業を拡大する考えだ。
大胆な人事制度

 戴社長が「不変の経営ポリシー」と位置づけるのが、「信賞必罰」の人事制度である。「成果をあげた人にしっかりと報い、優秀な人材や若手人材の活躍を後押しする仕組みへと改革する」と戴社長は語る。

 今回明らかにした信賞必罰の人事制度のひとつが賞与である。2017年度の賞与は、年間4ヵ月分を原資とし、これを分配する形で業績貢献に応じて、最大8ヵ月、最低1ヵ月に割り振り、8倍もの格差をつける。
 さらに特別な貢献が認められる社員には、社長特別賞を用意。3月24日には500人規模の社員に支給する。「1人あたりの金額は言えないが、1、2万円程度のレベルではない。もらってびっくりする金額」と、戴社長は語る。

 さらに新入社員に対しても、やりがいがある仕事に挑戦する機会を与え、優秀者には半年後には、5万円もの大幅な給与引き上げを行なうことも明らかにした。

 「頑張って成果を出せば、その分、必ず報われる会社と言われるようにしたい」と戴社長。日本の大手企業にはない鴻海流の人事制度で、社員にやる気を持たせる考えだ。戴社長は、「ここ2~3年のシャープは守りが多かったが、攻めの戦略へと転換する」とする一方、「本格的な業績回復は、まだまだこれからだとの認識を社員全員が持つ必要がある」と手綱を占める。

 鴻海の傘下にはいって以降、人事制度や買収戦略など、大胆な施策が相次いでいるシャープだが、4点のマイナス点を埋めるためには、これまで以上の大胆な施策が相次ぎそうだ。

大胆な施策で順応適応力柔軟な企業として時代を生き抜け!!!

頑張れ!鴻海・SHARP!テリーゴーHAYAKAWATOKUJI親衛隊!!!