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ニデック(株)【6594】の掲示板 2018/03/25〜2018/04/24

>村田製作所は2019年度末までに、電気自動車(EV)向け電子部品の生産能力増強に最大1000億円を投じる。主力だったスマートフォン(スマホ)市場が頭打ちとなる中、投資の軸足を成長するEV向けに移す。日本の電子部品メーカーが国際競争力を維持するために構造転換を急ぐ動きが鮮明になりそうだ。

EV向けの基幹部品は、自動車を動かすためのモーター、電力を変換するインバーター、電池。村田が生産を増やすのは、モーターやインバーターの電気信号の流れを整えて機器が正しく動くようにするセラミックコンデンサーで、4割の世界シェアを持つ。自動運転でも需要が見込まれる。自動車向けはスマホ向けよりも耐久性が求められる。コンデンサー向けの投資としては今回が過去最大規模となる。

出雲村田製作所(島根県出雲市)とフィリピンのマニラ近郊にある工場の新たな土地で建屋を増築し2割増産する。投資額は500億~1000億円。これまで自動車1台当たり2000~3000個のセラミックコンデンサーが使われていたが、EVなど最新の車では2~3倍に増えるもようだ。

EV向けに投資をシフトするのは、電子部品の需要を支えていたスマホ市場の成熟がある。米IDCによると17年のスマホの世界出荷台数が前年比0.1%減の14億7240万台となった。米アップルが07年に「iPhone」を発売して以来、初めての減少だ。

一方、欧州や中国の燃費規制を受けてEV市場は急拡大している。富士キメラ総研によれば、自動車向け電子部品を含む車載電装システムの世界市場は17年に21兆863億円だったが、25年に1.7倍の35兆404億円まで拡大する見込みだ。

電子部品では京セラが鹿児島県や米工場でセラミック部品の生産を増強するほか、TDKがスイス企業を買収しセンサーなどの車載部品事業を強化。アルプス電気も宮城県の生産拠点を増強する動きがある。

村田がEVへのシフトを鮮明にしてきましたね。
次は日本電産の番です。
インパクトある投資計画の披露を楽しみにしております。