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三桜工業(株)【6584】の掲示板 2019/10/29

・熱発電素子
東京工大松下准教授と共同開発
40~80度という身近に溢れる低温で、温度差無しで発電可能。
現在も熱発電素子による発電自体はあるが(高温の工場排熱等)、温度は数百度、入りと出で温度差が必要、装置の大型化やコスト増の問題点が多いもの。

三桜さんのは数センチ四方のセルから発電を確認しており、4カ月の耐久テストも既にクリア。
共同開発の松下准教授は、25年までに地熱発電システムの構築、30年までに地熱発電を稼働したいと発言あり(週刊ダイヤモンド

この低温は、地熱は勿論、温泉の源泉、工場排熱、家電の廃熱、自動車排熱、集光による温度で太陽光発電とのハイブリッド発電、砂漠の常温(熱が必要なので砂が被っても太陽光発電と違い、温度があれば発電できる)等使用用途は考えれば考えるほど用途が広い。

全固体電池と組み合わせると、様々な家電を動かした際に出る発熱から熱発電素子によりエネルギーロスを回収、発電。
シート状にした全固体電池(ロール方式が生きてくる)を組み込んでそこに蓄電することにより、機能時間の増強、節電になる事から、コンデンサのように多くの機器に組み込まれる必須のものになるかも…しれない。

ともあれ、海外での評価も非常に高く、ヨーロッパ、アメリカと准教授が招待されて学会で発表をしています。
これは話半分三桜話ですが教授が学会で講演をした次の日は株価が上がります。
…いや、ほんとに。

全固体電池と組み合わせて、自動車は勿論、家庭用蓄電装置の構築、様々なエネルギーロスの回収、CO2削減による環境対策、災害対策と考えられる使用用途は様々です。

政府は今後10年で環境対策に30兆円使うと言っています。
全固体電池と熱発電素子はそんな政府のテーマにぴったりはまってくる材料なんですよね~