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(株)安川電機【6506】の掲示板 2017/11/11〜2017/11/30

筆者が唱える『“19の春”投資法』は10~20年前の昔に戻ることができる。そう、『枯れ木に花が咲く』のだ。中国ではここ数年、猛烈なFA(ファクトリー・オートメーション)ブームが起こっている。この背景には『ルイス転換点』の到達がある。これは日本が1970~1980年代に経験したこと。すなわち、社会の成熟化によって地方⇒都市の人口流入がストップし、製造業では人手不足、人件費の高騰が顕著となる。

 当然、生産ラインの自動化、ロボットの導入が不可欠だ。実際、そうなっているじゃないか。歴史に学び、将来を予測する。これを『“19の春”投資法』という。『私があなたに会ったのはちょうど19の春でした。いまさら離縁というならば元の19にしておくれ。枯れ木に花が咲いたなら元の19になれるのに』。ここ数年、安川電機(6506)、オムロン(6645)、ファナック(6954)、THK(6481)、ダイフク(6383)などの投資は大成功だった。さらに、中国では目下、水洗トイレの普及を急いでいる。

 株式市場において、『ベンキ』と呼ばれているのがアサヒ衛陶(5341)だ。衛生陶器、水洗金具の中堅メーカーである。中国市場を開拓するらしい。株価は急動兆だ。この動きは要注目と思う。低収益会社だが、その点では児玉化学(4222)、浜井産業(6131)だって同じじゃないか。一方、インドネシアでは浄化槽の導入が進んでいる。ダイキアクシス(4245)はこのメリットをフルに受けている。

 タイ、中国、インドネシアなどの米が主食の国々では稲作の機械化が急ピッチで進んでいる。コンバイン、田植え機が売れている。やはり、高齢化と人手不足が背景にある。井関農機(6310)の稲作用機械の評価は高い。コンパクトなのがアジアの水田に向いている。もちろん、業績は急浮上に転じる見通しにある。