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(株)放電精密加工研究所【6469】の掲示板 2020/12/18〜2021/10/06

サビオサエールの防錆力(亜鉛メッキ+サビオサエール)素晴らしいですね。
複合サイクル試験(CCT)30サイクルでもクロスカット部周辺に亜鉛の腐食物(白錆)の発生はないようです。(写真を見る限りですが。)
CCTは、塩水噴霧⇒乾燥⇒湿潤を繰り返す試験です。
昔は防錆評価と言えば、塩水噴霧試験(SST)で行っていたんですが、実暴の再現性に乏しかったため、現在はCCTでの評価がメインだと思います。
犠牲防食(亜鉛が錆て鉄の腐食を防ぐ)による亜鉛メッキの耐久性は、亜鉛の目付量(g/㎡)で決まります。
一般地では、年間10(g/㎡)とかで、海塩粒子の影響のある塩害地ではこれが著しく大きくなる(例えば30g/㎡とか)ので、塩害地での防錆対策が重要になります。
HDZ55(亜鉛めっき550g/㎡)の場合、塩害地での耐久性は、16.5年程度(=550×0.9÷30)になります。
亜鉛メッキにサビオサエールを塗装することで、亜鉛の消失を抑制ができ、構造物等の耐久性を長期間にわたって維持できることになります。(⇒塗替塗装等のメンテナンス費用の削減)
ですので、私見ですが製品としてはとても良い物のように思います。

https://www.hsk.co.jp/ja/introduction/product/zeccoat/02/main/015/teaserItems2/0111/link/5_ZnRepair_202104.pdf

https://www.hsk.co.jp/ja/introduction/product/zeccoat/02/main/016/teaserItems2/0113/link/13_sabiosaeru_202104.pdf