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澁谷工業(株)【6340】の掲示板 〜2015/04/27

今週(9/30-10/4)の新興市場は、個人投資家のマインド向上を追い風に、引き続き、上値を試す展開となりそうだ。最大の注目点は、10月1日に発表される日銀短観、それを見極めた上での消費増税判断となるが、消費増税については織り込み済みとみられる。消費増税決定後の為替市場、大型株の動向が波乱要因となる可能性はあるものの、先週まで続いていた中小型株に対する根強い物色意欲には、変化は起こらないだろう。例年、新興市場の中小型株は年末に向けて強含む傾向もあり、リバウンド基調を強めているマザーズ指数の上値追いは続くと想定しておきたい。なお、マザーズ指数は5月14日に年初来高値を付けており、信用高値期日の到来も徐々に意識されるとみられるが、売買代金は高水準が続いており、戻り待ち売りは十分に吸収できるだろう。

個別では、バイオ関連やネット関連を中心に、マザーズ市場の主力株に見直しの動きが続くことになりそうだ。とりわけ、バイオ関連については、10月に入ると秋の学会シーズンが本格化するほか、7日以降に発表が予定されているノーベル賞、臨時国会における薬事法の改正など、関心が高まりやすいイベントが目白押しとなる。先週も、ノーベル賞の候補の一角として挙げられているオートファジー(自食作用)関連が賑わうなど、思惑的な物色が継続することが予想される。

フィスコレポートより