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ローツェ(株)【6323】の掲示板 2019/02/23〜2019/07/26


第1四半期の決算説明資料がアップされました。キーワードを抜き出してみます。

1.第1四半期の半導体関連装置の四半期別売上は過去最高であった。
実はそうだったのです。第1四半期半導体売上は67.9億円で2019年2月期第3四半期の売上64.4億円を上回り過去最高っだたのです。
説明によればN2パッケージ向けウエハストッカ、主要半導体製造装置向け(AMAT)EFEM,台湾向けウエハソータが絶好調でした。
この環境下、過去最高はすごいです。

2.地域別売上は下記の通りでした。
台湾:24%、米国22%、日本16%、中国14%、韓国11%
台湾はTSMC、米国はAMAT,日本はマイクロン広島あたりが伸びたと推測しています。
サムスンが設備投資を抑制しており韓国がシェアを落としています。

3.第1四半期は素晴らしかったのですが、第2四半期はどうでしょうか?
儲かる半導体関連の四半期ごとの受注高は下記の通りです。
2019年2月期
第1四半期65億円、第2四半期78億円、第3四半期62億円、第4四半期44億円
2020年2月期第1四半期53億円
さすがに前年度比減少していますが、前期第4四半期をボトムに回復傾向にあります。
一方、足元の2019年5月末受注残高は94億円と依然高水準で、第1四半期の半導体関連売上67億円に対して、3,8か月分あります。
従って、第2四半期の大きな落ち込みはないと期待しています。

4.ベトナム第6工場が8月に完成し、増築工事はすべてが完了します。
これで生産効率が更に上がります。

5.世界の半導体市場規模予想(2019年6月4日WSTS日本協議会発表)
2019年度:▲12.1%(前年割れ)
2020年度:✙5.4%(成長回帰)

6.今後の見通し
1)半導体関連
・投資回復に向けての生産体制強化(ベトナム)
・新規顧客との取引拡大(AMAT、中国、欧州等)
・対韓国輸出規制強化の直接的影響はない見込み。
2)FPD
・既存取引先への有機EL用装置の追加納入
3)ライフサイエンス
・中国市場における再生医療向け細胞培養システムの拡販

これで、何でこんなに売り込まれるのか、株価というのは全く分からず、理不尽なものです。shoさんではないですが、下がれば買い増します。