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(株)神鋼環境ソリューション【6299】の掲示板 2015/04/28〜2018/04/20

>>939

増資というのは、株価が高い時しかやりません。

借入金と違って、増資で得たお金は返済する必要がないですが、増資で株式数が増えればその増えた分だけ「配当金」の負担が増えます。
借入金の利息は、借入金を返済すれば利息を払う必要はなくなりますが、増資で増えた配当は、無配にならない限り『未来永劫に渡って会社の負担』となります。
そのため、増資の配当コストはバカに出来ません。

そこで、増資をする場合は、少しでも発行する株式数を減らそうとします。それには、株価が高いときに増資をするに限ります。
ですから、増資というのは、株価が高い時しかやりません。

従って、本件のような場合は、先に増資をして資金を作ってから吸収分割をするなんてことはありません。仮に増資をするにしても、吸収分割によって一株利益が増え、株価が上昇した後です。先に銀行借入、社債などのデッドファイナンスで資金を作り、吸収分割をやって株価が上昇した後に、増資(エクイティファイナンス)です。

それから、増資をやると、親会社の持ち株比率が下がり下手をすると持ち株比率が過半数を切りますので、そもそも神鋼環境ソリューションが増資をやるか、かなり疑問です。

それ故、本件で増資を心配するのは杞憂です。