ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)神戸製鋼所【5406】の掲示板 2018/02/10〜2018/02/27

好決算によって一定の安心感が定着しようとするタイミングでダウに水を掛けられた形ですが、ダウの調整が日経平均に与える影響は徐々に小さくなってくると見ます。その理由は、①ダウのPERは昨年頃から本来のトレンド(18倍程度)よりも上振れて調整余地が拡大した一方、日経は15〜16倍程度で安定していること(直近の下落によって割安感が拡大)、②米国は金融政策の正常化のプロセスにあるのに対し、日本は金融緩和を継続する方針にあること、③ダウの下落要因が市場予想を上回る米長期金利の上昇ならば、為替のドル高(円安)によって日経を下支えし得ること、といった点があります。短期的には、「ダウ下落→日本も株売り」といったマインドだけで日経が売られていますが、非合理な動きは長続きしません。どなたかもおっしゃってましたが、株価は中期的に見ると利益水準(とその見通し)に必ず収束します。神戸製鋼は、安全確認の終了のタイミング(3月末までの可能性が高いか)で復配しますし、同社が示している配当の方針(利益の20〜25%)に基づくと、平時ならば30〜40円の配当が見込まれる利益水準です。現物ホルダーとしては、非合理な動きの修正を気長に待ちます。