ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

日本製鉄(株)【5401】の掲示板 2015/04/29〜2015/06/22

今日の日経電子版に下記ニュースが載っていた。 業績が向上し、配当もアップしたにも拘らず、株価低迷の背景、環境を述べている。今期は、前期のような一過性のマイナス要因も防止できるであろうし、原料鉄鉱席もリーマンショック以来の最安値、この記事の結論・・・統合によるコスト削減、配当性向も20%→20~30%(23%以下はないであろう)などなど、株価アップの環境が整ってきていると判断するが、いつ飛躍? 株主を失望させないでくれ!! まずは320円を通過点に、当面の目標360円超へ

 新日鉄住金、「万年割安」の仮面を捨てるとき    記事抜粋

株価はPBR1倍割れの「万年割安」状態から抜け出せるのか。カギはコスト削減にある。
 まず、4~6月期に在庫調整のための粗鋼減産を完了させる。次の焦点は統合後、ずっと続けているコスト削減の達成だ。
 12年の統合後、公約したコスト削減効果は2000億円。前期までに1400億円を実現した。残りの600億円のうち、半分の300億円は今期中に実現する考えだ。例えば、前期までに鋼材の圧延などを手がける下工程で10以上あるラインを休止し、同じ製品の生産を集約した。こうした固定費 削減の効果は今期から効いてくる見通しだ。さらに来年3月末までに君津製鉄所(千葉県君津市)の高炉を1基休止するなどして、公約の早期達成を目指す。
 鉄鋼大手を取り巻く環境は確かに厳しい。国内では在庫調整を迫られ、海外では中国を中心にアジアで鋼材の供給が過剰な状態がなかなか改善しない。ただ世界で競合する鉄鋼大手の状況はさらに厳しく、15年1~3月期は韓国ポスコが営業利益 で前年同期比横ばい、欧州のアルセロール・ミタルが減益だった。
 前期は増益を保った新日鉄住金が、今期も生産拠点の集約によるコスト削減の効果を発揮できれば、ものづくりの基盤を強固にしたうえで、他社を引き離す好機になりうる。だとすれば、新日鉄住金株が市場で再び評価される機運は意外と早く訪れるかもしれない。