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不二硝子(株)【5212】の掲示板 2020/09/16〜2020/10/23

ワクチンを制する者が世界を制す 中国が世界16カ国で新型コロナ「ワクチン外交」を展開
木村正人 | 在英国際ジャーナリスト
10/23(金) 15:25
世界をリードする中国のワクチン開発、4種が限定承認
米紙ニューヨーク・タイムズによると現在、限定使用が承認されているワクチンは中国やロシアの6種類。第3相試験中が米モデルナ、英オックスフォード大学・アストラゼネカなど11種類。第2相試験中が15種類。第1相試験中が33種類です。

中国はワクチン開発競争でアメリカやイギリスを完全に圧倒しています。

  • >>993

    限定承認された中国のワクチンを見ておきましょう。

    (1)康希諾生物(CanSino Biologics)、軍事医学研究院生物研究所

    アデノウイルスをベクターとして使用。中国人民解放軍が6月25日に兵士を対象に使用を承認。サウジアラビアやパキスタン、ロシアを含む国々で第3相試験開始

    (2)武漢生物製品研究所、シノファーム(Sinopharm)

    不活化ワクチン。7月にアラブ首長国連邦(UAE)で、8月にペルーやモロッコで第3相試験開始。UAEが9月14日、医療従事者を対象にSinopharmワクチン使用を緊急承認

    (3)Sinopharm、北京生物製品研究所

    不活化ワクチン。UAEやアルゼンチンで第3相試験開始。UAEは9月14日、医療従事者を対象に使用を緊急承認。Sinopharmは10月、上記2つのワクチンについて年10億回分を生産する計画を発表

    (4)シノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)

    不活化ワクチン。7月、ブラジルで第3相試験始める。インドネシア、トルコでも開始。10月19日、ブラジル当局が第3相試験を行っている5つのワクチンの中で最も安全と発表。

    ロイター通信によると、中国政府が7月に限定承認。10月、浙江省嘉興市で感染リスクの高い医療従事者や港湾検査官、公共サービス従事者に限って使用を承認。

    インドネシアに対して来年3月までに少なくとも4万回分を供給することで合意。来年前半にはアメリカを含む世界中での供給を計画