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低PBRで業績も悪くはないのに株価が低迷している銘柄はここだけではなく、非常に多いように思います。

2017年にピークをつけた後、PBRでは説明不能なレベルになっているのに、まだ下がり続けている現状ですが、買い手がいないのが現実なんでしょう。

根本的には日本の場合、(一部のグローバル化した企業や先進的な企業を除き)上場会社は比較的簡単に市場で権利を売ったり買ったりできる株主のものではなく、長期雇用によって会社に拘束される経営者や従業員のものという意識が根強い、というのが原因ではないかと考えます。

既に時代は変わっていて、長期雇用前提の仕組みはもう国として維持できないと多くの人が感じつつも、歴史のある日本のメーカーを中心とした企業はなかなか変わるわけにはいかない。

なぜなら、あと10年、20年後に国の財政が危うくなったとしても、従業員の事を国は守ってくれず、会社が従業員を守る仕組みだから。その将来の負担分を見越した分が、ここのような歴史あるメーカーの低PBR企業の株価低迷の根本原因だと感じます。

多くの中年以上の社員は、会社に守ってもらい続けるしかないという信頼と依存、会社の中での忠誠心の見せ合いみたいなものがあるから、長時間労働がなかなか是正されず、働き方改革がなかなかうまくいかない。

その一方では、そもそも守ってもらえる会社に所属できなかった高齢引きこもりの方をどうするかが社会問題化している。

私の考えすぎでしょうか?

この息苦しい状況をひっくり返すための1つの提案を以下に書きます。

引きこもり状態にある方達も含めて株式投資が注目されるようにして、「会社は株主のものである」というの原則を当たり前として、株価もPBR=1を目指していく。その過程で、一部は投資のリスクを負った少数株主に還元される。

そうなるといいな、と夢見ます。

仮想通貨のように行き過ぎては困りますが、令和元年の今年、株式投資にせめて2017年くらいの活気が戻ってくれるこ事を祈ります。